忙しい人はこれだけ見て

忙しい人はこれだけ見て

ということで、先日大学に寄稿文として送った文章を載せようと思います。

このサイトの最低限の内容を簡単にまとめたものとなります。このサイトのあらすじみたいなものですかね。

↓以下、その文章になります。

【はじめに】
ここでは「幸福力」を高めるための内容を書いていきます。ただしあなたの人生においては、あなた自身の考え方が一番優勢に立つことを忘れないでください。

【幸福力】
高学歴の人は、自分の欲求を押し殺して勉強に励んだ人が多いため、幸福力が下がってしまいます。自分の無意識的欲求「es」を出すことが幸福力にとっては一番大事なことだからです。そのため、勉強は出来るのに、コミュニケーション能力が無い、話すのが苦手、毎日苦痛で仕方ない、時間が空いても何をして遊べばいいか分からない といった人が多いように感じます。これらの根本は全て幸福力が低下していることが原因です。即ち、幸福力を高めれば、それらの悩みは全て解消されます。しかし、日本の教育では幸福力を高める知識を教えていないため、解決法が分からず、人は変われないと思い込んでしまうのです。また、小手先を変えたところで人間は変わりません。変わるためには人間の根本である「思考」を変える必要があります。思考は物質よりも根本にあるものなので、脳の構造や遺伝より優勢にあります。次に、思考を変える方法を述べます。

【意識を使って無意識に浸透させる】
無意識は脳の働きの9割を占めており、意識的な思考は1割です。「良好な思考」を「無意識」に浸透させることができれば、全てが変わります。ただし、我々が唯一コントロールできるのは1割の意識です。「意識」を使って、「良好な思考」を「無意識」に浸透させるのです。意識は1割ですが、無意識を先導するいわばリーダーのため、意識で無意識を変えることが可能なのです。「良好な思考」は、「幸せになるための精神法則」を知ることで得られます。精神法則を知れば、それに沿って生きることで幸せになれるからです。

【精神法則】
精神法則で一番大事なものは「引き寄せの法則」です(引用1)。幸福感は物理法則とは異なり、プラスマイナスゼロではなく、2次関数的に伸びて行きます。人の不幸が蜜の味に感じられるのは自分の幸福感が少ない場合であり、自分が幸せであれば、本能的に周りの人を幸せにしたくなります。あなたが幸せになれば、周りの人々を幸せにし、さらにその人々の幸せが自分の幸せに返ってきます。これが幸福のスパイラル=「メビウスの輪」であり、それこそ人間の目指すところになると思います。宇宙の法則より、エネルギーは根本から末端に広がるため、あなた自身を幸せにすることが、他者を幸せにする唯一の方法です。なので、自分の幸福感を第一にしてください。

精神法則は、あなた自身が日々の生活で見つけていって下さい。思考を変えて、それがいい結果を生むかどうか実験を繰り返すのです。ただし、全てを捨てる覚悟で臨まなければ変わりません。では、どんな思考がいいのでしょうか?最近では良好な本が沢山出ています。古い本ですが、「7つの習慣」は必須の一冊です(引用2)。これを義務教育で取り入れてない時点で日本の教育は終わっています(笑)。本は分厚いので、ネットで要所だけかいつまんでもいいと思います。また、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさんは素晴らしいことをおっしゃっています(幸福の7か条)。怠惰力に気づいている人間はそうはいないと思います。怠惰になること、嫌なことから逃げること、諦めること等は全て幸福力を高めます。基本的には、幸せそうな人の考え方を真似するのが、良好な思考を得る早道です。周りの人々は、自分の人生にとって何かを教えてくれる教師なのですから。

【光は影を打ち消す】
いろいろと書きましたが、まずはいつも楽しいことを考えることを始めてみましょう。悩み事は、その解決法を考えるほど坩堝(るつぼ)にはまることがあります。そうではなく、楽しいことを考えることで悩みは自然消滅します。まずはこれだけ試してみてください。それではまた幸福のポラリスで会いましょう。

引用1:チャールズ・F・ハアネル(2007)「ザ・マスター・キー」 菅 靖彦 訳, 河出文庫.
引用2:スティーブン・R・コヴィー (1996)「7つの習慣」 ジェームス・スキナー, 川西 茂 訳, キングベアー出版.

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